ボウリングのボールって中古を買っても良いの?買う時に注目すべき箇所5選!
中古のボールを購入しても大丈夫なの?
寿命とかプラグがどうしても気になる…
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- 中古のボールに手を出しにくい理由③選
- 中古のボールのを積極的に買うべき理由③選
- 中古ボールを買う時に着目すべき④選
本記事の信頼性
この記事の前半では中古ボールの性能について
後半では中古ボールの選び方についてお伝えしたいと思います。
〇中古のボールに手を出しにくい理由3つ
理由①寿命が気になる
ボウリングのボールは消耗品です。
使えば使い込むほど劣化していきます。
人によって寿命の基準は違いますが、
消化ゲーム数は少ない方が嬉しいですよね。
理由②プラグが気になる
ボールの穴を埋めることを「プラグ」と言います。
中古のボールを投げるにはプラグという工程が不可欠です。
ただ、このプラグはボール本来の色に近づけることは非常に難しいので
どうしてもプラグ跡が残ってしまいます。
見た目が悪くなってしまう、なんてこともありますね。
理由③プラグ&ドリルにお金がかかる
中古のボールは価格が安い反面プラグ&ドリルに費用がかかります。
ボウリング場によってはプラグ料金が安いところもあれば、驚くほど高いところもあります。
作業工賃が高いところに頼むと、新品のボールを買うのと大差が無くなってしまうかもしれません。
〇悪いところだけじゃない中古のボールの良い理由3つ
理由①安い!
プラグ&ドリルの料金が安いと格安で手に入れることもできます。
新品のボールを購入した例
- 新品ボール25,000円
- ドリル代5,000円
- 計=約3万円
中古のボールを購入した場合
- 中古ボール8,000円
- プラグ代3,000円
- ドリル代5,000円
- 計=約1万6千円
下手すると、新品のボール1個あけるお金で
中古のボールなら2個揃えることが可能かもしれませんね!
理由②実はプラグをしても性能は劣っていない
プラグは性能を劣化させるのか?
ドリルをするとボールの中にあるコアの一部の削るため
プラグをして穴を埋めても削ったコアの質量は変わってしまうため元には戻りません。
また、表面も一部がプラグ剤が露呈することになるので
プラグされた箇所は摩擦力は持ちません。
よって、プラグはボールの性能に全くの影響を与えないかというと答えはNOです
が…?
具体的にどれくらい劣化するの?
USBC(全米ボウリング協会)の発表によると
5%だそうです。
え、5%しか落ちないの?と思いましたか?
私もびっくりしました。投げてもその劣化は感じられないといっても過言では無いですね。
5%の劣化&見た目を気にしなければ…?
中古の状態にもよりますが、コストパフォーマンスはとても高いと言えます。
他に何か欠点を探すとすると、プラグ跡は欠けやすいことです。
プラグ跡を跨いでドリルすると、フィンガー部分に亀裂が入りやすくなります。
理由③色々試せる
上記のようにプラグは性能にあまり影響を与えないとはいえ
新品のボールにプラグ跡を残すのって抵抗がありませんか?
- レイアウトの変更
- メジャーの変更
- 表面加工→(表面加工の方法についてはこちら)
これらは中古ボールならアブラロンパッド等を使った表面加工を
遠慮なく試すことが出来ますよね。
〇中古でボールを買う時の着目点4選
メルカリやヤフオクでボールを購入する場合、画像からボールの状態を読み取らなければなりません。
写真の撮り方でそのボールが良く見えるかもしれませんが、実物はそうでも無いこともあります。
そこで、読者の皆さんに中古ボールの良し悪しを見抜くコツを教えます。
①指穴の角や、刻印の状態を見てみよう 重要度(★★★★★)
中古ボールをメンテナンスする際には必ず表面加工をしてボールの傷を取ります。
その際に深い傷を取るためにアブラロンパッドを強くボールに押し当てるため「刻印の角」が削れます。
②ロゴの汚れを見てみよう(重要度★★★☆☆)
使い込んだボールは、ロゴの溝に汚れが着色します。
メーカーによってボールの製造方法が違い「Storm社・Rotogrip社」「ABS(ナノデス)社」は刻印機でボールに文字を刻む場合、ボールを削りその溝に塗料を入れます。
塗料の色が残っているかどうかを確認してみると、ボールの使用頻度が伺えます。
③ボールの光り方・曇り方を見てみよう (重要度★☆☆☆☆)
光っていれば新しいというわけではありません。
表面加工によりボールは何度でも新品同様に光らせることが可能です。
また、人間の手で加工されたボールの光り方には特徴があります。(写真参考)
④プラグの数を見て見よう (重要度★★★★☆)
冒頭でプラグはボールの曲がりに大きく影響はしないと述べましたが
それでいてもプラグ数が複数ある場合、ボールの寿命としては怪しいです。
プラグが多いボールの「何ゲーム使用しました」は信用してはいけません。
理由としては、オーナーが2人いた場合、前の所有者が何ゲーム投げられたものなのかは現在の所有者にはわからないからです。
よって出品者が20Gしか投げていませんと事実を言っていても前の所有者が300G投げている可能性があります。
まとめ:中古のボールを買う時はよく見て判断しよう!
今回は、中古のボールを買うべき理由と、買う時に気を付けるべきことを紹介しました。
新品のボールだけではなく、中古のボールも選択肢にあれば、ボウリングライフがより豊かになりそうですね!
今回は以上です。