なんか最近ボールが曲がらなくなってきたなぁ。。。
上手い人は表面加工?をしてるけど。。。
自分はまだ初心者だし失敗したらいやだなぁ。。。
こんな悩みにお答えします。
〇本記事の内容
- 表面加工は本当に必要か
- 表面加工が必要な人
- 表面加工の方法
- 表面加工のイロハ
〇本記事の信頼性
この記事の前半では表面加工の必要性、後半では表面加工の方法をお伝えします。
あなたも表面加工が出来るようになりましょう。
〇表面加工は本当に必要か?
まず結論からいうと
表面加工に関しては、必須だと思っています。
表面加工が出来た方が良い理由としては下記のとおりです。
- 思い通りの曲がりが得られるようになる
- 打てないレーンでも打てる可能性が上がる
- 点数が上がる
- ボールの寿命が長くなる
少し専門的な知識になりますが、下記の通り「ボールが曲がる要素」があります。
- カバーストックor表面加工 70%
- コア(ボールの中の模型)20%
- レイアウト(コアの傾き方、ドリルの仕方)10%
表面で約70%と、ボールを曲げるということを考えたときに表面加工は必要不可欠な要素です。
表面加工をするべき人は上級者だけ?
いいえ、絶対そんなことはありません。初心者もどんどんするべきだと思います。
初心者も表面加工を出来た方がいい理由は下記のとおりです。
- ボールを曲げられないから
- ボールの寿命を延ばせるから
- 点数が出せるから
- ボールでの対応能力がつくから
初心者の皆さんはボールを曲げるのが難しいですよね?
その時に表面加工をすることにより、ボールを曲げてストライクを取れる確率が上がります。
それだけではありません
上級者の人はレーンに合わせて多くのボールを使い分けますが、
初心者の人はボールを多く持っていません。
限られたボールでより多くのレーンと対峙しなければなりません。
これだけを見ると、上級者よりも初心者のほうが必須のテクニックのようにも思えますね。(笑)
表面加工の方法
表面加工には道具が必要です。
- スポンジやすり(アブラロンパッドorマイクロパッド)
- 水
- ウェス
主にボウリング業界ではアブラロンパッドというスポンジ状のやすりを使っています。
これを用いてボールの表面を整えます。
方法は本当に簡単。ボールに水を吹きかけてアブラロンパッドでボールを満遍なくシャカシャカするだけです。
擦る面は北半球・南半球・東半球・西半球に分けて擦ります。
両面やったら次はボールの右半球と左半球。計4面シャカシャカします。
もし水が無かったら、かけなくても構いません。
ただ曇らせればいいということではなく、アブラロンパッドの中にも数種類の番手があります。
【粗い】180番→360番→500番→600番→1000番→2000番→3000番→4000番【細かい】
番手が小さければ粗いので摩擦が強くなり、より手前で曲がろうとします。
実際に表面加工をすると見た目がどれだけ変わるかやってみました。
表面加工のイロハ
表面加工の方法は人それぞれで変わります。
人によって球速・回転数・回転軸・投げるレーンが違いますので、自分にどのような加工が必要かは、自分が決めるといいと思います。
女性ボウラー
下地1000番→2000番~4000番
表面下地を粗くし過ぎると、早く曲がりすぎてストライクが出にくくなる可能性がありますので細かい番手がおすすめ
男性ボウラー
下地500番→1000番~3000番
下地はしっかり500番をかけた後、自分の回転数に合わせた番手で表面加工を出来るといいです。
球速が早くて回転数が少ない人
下地360番→500番→1000番
番手が細かいと走りすぎて、曲がる前にピンヒットしてしまいます!
回転が損なわれる前に曲げてしまいましょう!
球速が遅くて回転数が多い人
下地2000番→4000番
回転数過多の人が表面加工を粗くてしまうと、ピンヒットする前に曲がってしまいます。
極力細めの番手で調整しましょう。
失敗しそうで怖い!
表面加工のやり方はわかったけど、失敗するのが怖い。。。
削りすぎるとボールが変形しちゃいそう。。。
表面加工は何度でもやりなおすことが可能だ!
あとアブラロンパッドやマイクロパッドのスポンジやすりで10回15回やった程度では
ボールが使えなくなるまで変形するということは無いから安心してくれ!
最後に
今回は、アブラロンパッドで表面加工をする方法についてご紹介しました。
人それぞれ、必ず自分に合う表面加工というものが存在するはずです。
皆さんも是非、表面加工でより一層ボウリングが楽しめるよう探求してみてください。