記事の更新が遅れて大変申し訳ございませんでした!!!
先月はこちら→https://otea-blog.com/2021_05_ball/
ABSの発売ボール3球
(ABS)ナノデス・グラスプⅢ
人気のグラスプシリーズ第3弾。しっかり掴むというコンセプトで厚いオイルをものともせず、圧巻のパフォーマンスを生み出します。
今作は奥での動きを強化する為にカバーは「レベル5」を採用しております。掴み(キャッチ)とキレのバランスに優れた逸品に仕上がっています。
- カバーストック:Nano-Thane 5.0 Solid (LEVEL.5) With 衝撃吸収コアシステムⅢ
- コア:Modified BIG Drum Core
- RG:2.501
- ΔRG:0.045
- 表面仕上げ:1000Abralon
- 硬度:74~76°
- interDiff:0.014
- カラー:Grape Purple Solid
- ウエイト:11~16lbs
個人的にはこのシリーズ以外にも続くなーと思いました。
というのも、この現代に強いボールっていうのは徐々に淘汰される環境なのかなと思っていまして
徐々に板は傷み、使うオイルの量は減っていっている(コロナ等の影響による不景気、経費削減により)のが現状だと思います。
それにもかかわらずこういうボールが出続けて、あんまりセールにもならないんですよね。
セールにならないということは、求めて買う人が結構いるということで。
その背景にこのグラスプのコア設計が影響してるのかなと。
対オイルに特化したコンセプトの割にはRG2.500 ΔRG0.045とコアが終わりにくいように設計されているんですよね!
そして今回はカバーのレベルを1段階下げてさらに曲がり幅も期待できるという、そんなボールです。
パールとかでも面白そうだけどなーこのコア。
(モーティブ)VIP アフリクション・リミテッドエディション
オイリーコンディションを制するために開発されたVIPが新たに限定復活!
ヘビーオイルでアンギュラーな動きを生み出すために、インフュージョン HV ハイブリッド カバーストックを搭載。
オイルの中では強いキャッチを保持しながらも、バックエンドでの切れを生み出します。
世界限定生産品につき、お早めに!
- ●カバーストック:Infusion HV Hybrid Reactive
- ●コア:Affliction Symmetric
- ●RG:2.500
- ●ΔRG:0.052
- ●表面仕上げ:4000 Grit LSS
- ●硬度:74~76°
- ●InterDiff:0.000
- ●カラー:Dark Purple Solid / Purple Pearl / Orange Pearl
- ●ウエイト:14~16lbs
どうせモーティブファンしか買わないでしょうからそれ前提で書くとすると
オイリーコンディションで投げるなら、ジャッカルとか、フォージとか選びますね。
オイリー用として使うんじゃなくて普通にハウスコンディションで選びそうなスペックですけども。
色もアレなんでセールになるまで待っていいですね(笑)
(トラック)ストラータ・ハイブリッド
ハイブリッドカバーに変更する事により、幅広いコンディションでの使用が可能となりました。
曲がり始めが読みやすく、柔らかいフリップ状の動きが特徴的です。
リアクションが "寄る” イメージなので、先の動きを安定させたいコンディションや、"刺さる”イメージの時には幅を感じてラインを取りやすいボールです。
- カバーストック:QR-11 HYBRID
- コア:STRATA
- RG:2.475
- ΔRG:0.050
- 表面仕上げ:500 SIAAIR / CROWN FACTORY COMPOUND /CROWN FACTORY POLISH
- 硬度:74~76°
- InterDiff:0.017
- カラー:SAPPHIRE/BLACK/SMOKE
- ウエイト:12~16lbs
トラックだからとても地味なもんであまり注目されてないんですけど
結構使える場面も広くてレーン中盤からの転がりがとても良いんですよね。
多分そこまで入荷数が多くないはずなので売れ残るかどうかはわかりませんが、もしセールになれば手ごろなハイパフォーマンスボールとして滅茶苦茶優秀だと思います!
これのパールとか出たらプロでも結構大会に持ってく人多いんじゃないですかね?
サンブリッジから2球
(ブランズウィック)ゾディアック・アリエス
黄道十二星座を冠した新シリーズ登場!
第一弾はフックモーションとバックエンドの大きさと強さに拘ったオイリーモデル!
●ボール名:ゾディアック・アリエス
●ネーミングの意味と由来:12星座の牡羊座を意味しています。
●ボールメーカー:ブランズウィック
●ボールカラー:ブルー・バイオレット・オレンジ
●カバーストック:A.C.T. 2.0(Activator Composite Technologyの略)
●カバータイプ:ソリッドリアクティブ
●コア:Z01アシメトリック + D.O.T + ダイナミコア(ニューコア・非対称コア)
●表面加工:#500マイクロパッド → #1000 → #2000
●硬度:73°~75°
●RG Max:2.531(15P)
●RG Min:2.481(15P)
●RG Diff:0.050(15P)
●RG Asy(アシメトリックディファレンシャル):0.016
●ウェイト:13P~15P
●適性レーンコンディション:ミディアム~ヘビー
●発売月:2021年5月
●税込価格:57,200円(税抜価格:52,000円)
こ、この既視感は。。。
2018年2月に発売されたトラック社のエイリアスに酷似してますね色も名前も(笑)
たしか「レイアウトを変更するだけで対称コア・非対称コアのパフォーマンスを実現!」というレイアウトを変更することを前提としないなら何の意味もないコンセプトでした(笑)
今回のこのゾディアックのコンセプトは曲がりの大きさにあるみたいですね。
フックモーション全体に粘り感があるとの事なのでキレやスキッドというよりかは、転がって大きく曲がるという感じでしょうか。
数値的には可もなく不可もなくなな低慣性。見てみないと何とも言えませんが、まあ無難に良いんじゃないでしょうか?
最近は強いソリッド非対称ってのがありふれているので、あえてこれを選ぶ理由が見つかりませんが
コンセプトを聞く限りではゼニスよりは扱いやすそうな気がしてます!
(ブランズウィック)LT-48・プロ
●ボール名:LT-48・プロ
●ボールメーカー:ブランズウィック
●ボールカラー:ブラックソリッド
●カバーストック:サヴィ・フック・ソリッド3.0(ニューカバー)
●カバータイプ:ソリッドリアクティブ
●コア:LT-48・低・RG・コア + ダイナミコア(ニューコア・非対称コア)
●表面加工:#500マイクロパッド → #1000 → クラウンコンパウンド
●硬度:73°~75°
●RG Max:2.540(15P)
●RG Min:2.488(15P)
●RG Diff:0.052(15P)
●RG Asy(アシメトリックディファレンシャル):0.015
●ウェイト:14P~15P
●適性レーンコンディション:ミディアム~ミディアムヘビー
●発売月:2021年5月
●税込価格:57,200円(税抜価格:52,000円)
嘘はいけません!!!
シリーズとは何ぞや。業界あるある「名前だけ継承シリーズ」
嘘その①
サヴィ・フック・ソリッド3.0(ニューカバー)
→ニューカバーではありません。このカバーはノックアウトで搭載されているカバーストックになります
嘘その②
LT-48・低・RG・コア + ダイナミコア(ニューコア・非対称コア)
→ニューコアではありません。このコアはマスターマインドゼロXDに搭載されているマスターマインド・低・RG・コアと姿形・数値も全く同じになります。
いやごめんなさい嘘なのか間違えなのか、実は正しくニューコアなのか(笑)
名前が変わってるんだからニューコアなんだと言われたらそれまでですね(笑)
そんなことはさておきボールの性能的にはとっても使いやすいボールでしょうね!色もいい単色!
ノックアウトはバックエンドでよく動きが出るボールだったんですよね!結局カバーが強いのか弱いのかは分からないんですが、特別強くないのは確かだとは思います。
似たボールにマスターマインドゼロソリッドがありましたがゼロソリッドのカバーは「ECA-X・ソリッド」とすごく強いカバーストックでした。
このボールはかなり汎用性があると思います。楽しみなボールです!
レジェンドスター社より2球
(ハンマー)ローハンマー
●カバーストック:Juiced Pearl
●コア:Row Hammer
●カラー:ブラック
●硬度:75~77
●表面仕上げ:3000 Micro Pad
●RG:2.537
●⊿RG:0.038
●パフォーマンス:Strong Arc
●適応レーンコンディション:ミディアムオイル
●重さ:13p~16p
全然スペックとは関係ないんですけどこういう何種類かいっぺんに出られるとなんとなく選びたくなくなりますよね(笑)
ひとつだけオンリーワンで出てくれれば選択肢に入るんですけど、、、わかりません?(笑)
(ハンマー)ブラックウィドー2.0・アルファ
●カバーストック:Aggressive NE Hybrid
●コア:ガスマスクコア
●カラー:Deep Red/Red pearl with Sparkle
●硬度:75~77
●表面仕上げ:1000 Micro Pad/polished
●RG:2.50
●⊿RG:0.058
●マスバイアス:0.016
●パフォーマンス:Smooth with Aggressive Backend
●適応レーンコンディション:ミディアムオイル~ヘビーオイル
●重さ:13p~16p
新生ブラックウィドー第3弾は真っ赤なハイブリッドで出てきました!
動き的にはパールのリアルモンスターよりもなんとキレ感を感じるんですよね
基本的な解釈ではハイブリッドよりもパールの方がキレがあると思いがちですが、稀にパールよりもハイブリッドの方がキレを感じることがあるんですよね。
僕も過去に投げていたボールだとIQツアーパール(パール素材)よりもIQツアーフュージョン(ハイブリッド素材)の方がキレを感じました。
そのように素材が逆転して感じるのが今回の2.0αでもおこりました。
リアルモンスターで感じられたちょっとした滑り感や硬さも今回の2.0αでは感じられなかったので、幅広く使えるのは間違いなくこっちでしょうね!
しかし、ブラックウィドーが良いボールなのはわかりますが、ちょいと連発しすぎですね…
再入荷された2.0がセールになってしまったり、この2.0αの売れ行きを見てるとセールになりそうな気がします。
ちょっと売り方考えてほしいですね…
ハイスポーツ社から3球
(ストーム)ダーク・コード
ミッドレーンとバックエンドリアクションの完璧なコンビネーションを見せる最強カバー「ReX」を、「コード」シリーズ新製品「ダークコード」で発表!あの「R2S」と「NeX」を組み合わせたストーム絶対の自信作!
●カバーストック:レックス・パールリアクティブ
●コア:RAD4コア
●RG:2.500 (15lbs)
●ディファレンシャル:0.058 (15lbs)
●マスバイアス差:0.020 (15lbs)
●フレア:6インチ+
●硬度:73~75
●色:オブシダン
●表面仕上げ:1500グリットポリッシュ
●取扱ウェイト:12~16ポンド
●フレグランス:チェリーデライト
世界発売になりましたダークコードです!
カバーはNEXとR2Sを混合したREXという素材だそうで、走って切れるコンセプトなのかと思いきや、すっごく緩かったですね(笑)
元々僕はコードシリーズをいくつか投げましたが全くキレを感じませんでしたが、今回のダークコードは特に緩いようです。
米Storm公式の動画では初代コードブラックとの投げ比べ比較を行っていましたが、そこまで大きな差を感じられませんでした。
元々NEXという素材はスペック表上では一番上の素材ですが、前々からNRGやGIといったカバーよりも曲がり幅も噛み具合も強いとは感じられませんでした。
今回のREXはそのNEXにR2素材を混ぜた素材との事でしたが、特段R2のように走ったりキレというのは感じられず、結局だたの緩いボールに感じられました。
プロの使用率は結構高めのようですが、回転数の少ない人はなんなら物足りなさを感じる人も多いのではないでしょうか?
(ストーム)エピック・クラックス
信頼性の高いパフォーマンスでボウラーの心を掴んでいるクラックスシリーズが約1年振りに復活!転がりに持続性があり、やわらかいピンアクションを得ることができます。
●バーストック:Gl-18 ソリッドリアクティブ
●コア:カタリストコア
●RG:2.500 (15lbs)
●ディファレンシャル:0.052 (15lbs)
●マスバイアス差:0.017 (15lbs)
●フレア:6″+
●硬度:73~75
●色:ブラック+ライム+パープル
●表面仕上げ:2000グリッドアブラロン
●取扱ウェイト:12~16ポンド
●フレグランス:ルートビールフロー
オメガクラックス以来のクラックスが登場ですね!なんかロトグリップみたいな色してる(笑)
今回搭載されているのはGI-18ソリッドということで最近出たフェイズフロウやトップゲートに使われたカバーを載せています。
過去作は全てセール(フェイズフロウも絶対なる)になってるカバーですが、クラックスのコアには相性が良いんじゃないかと思ってます。
出来ればNRGのソリッドを載せてほしいところはありますが。
んでこのGI-18は過去作の傾向からすると結構バックエンドが出るんですよね。GIはオイル上のトラクションを重視して作られているので結構手前で食われるイメージがあるのですが、18は先も出ます。
使いどころはとても、、、少ないとは思いますが、、、(笑)
先月にメガロックが発売されていることや、色もあまり万人受けしないのでおそらく売れ残るのかなーと期待してます。
(ロトグリップ)ユーフォー・アラート
USBCの新ルールの下開発された画期的「E.T.」コアと「e-Trax」のハイブリッド配合の組み合わせにより、パワフルなアーク状のリアクションを見せる。コントロール性抜群の仕上がり。
●カバーストック:e-Trax ハイブリッドリアクティブ
●コア:イーティーコア
●RG:2.520 (15lbs)
●ディファレンシャル:0.054 (15lbs)
●マスバイアス差:0.016 (15lbs)
●フレア:High
●硬度:73~75
●色:パープル/エメラルド/ティール
●表面仕上げ:1500グリットポリッシュ
●取扱ウェイト:12~16ポンド
使いどころが分からないボールはいつでも使えるランキング第1位といってもいいくらい、使いどころが分からないけどいつでも使えるボールです。(笑)
最近のロトグリップの非対称ボールはこういうスペックのボールが多いですよね。なのでコアのコンセプトが何なのかっていうのがとても重要です。
このETコアっていうのは、コアにバランスホールの役目を持たせてあるコアで
「非対称コアの持つバックエンドの大きく継続性のある曲りと、対称コアの特徴である軌道安定性能の両方を持ち合わせたようなイメージ」が特徴なようです。
そんなコアにハイブリッド素材を纏うことによって、、、器用貧乏に磨きをかけてしまっているような、、、
考えれば考えるほど、使いどころが分からなくなってしまった筆者です。。。
買った人は是非、いつでも使ってあげてください、、、