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2021年3月発売のボウリングボールについて語ります。

今月は輸入不順の関係でなかなかボールが入荷されませんでして、今月発表のボールについても投げられるのは翌月になっちゃうかも。
皆さん注目のあのボールについても、僕なりの見解をはっきりさせてもらいます。

先月のボールについてはこちら

ABSの発売ボール6球

(コロンビア300)ダイナミック・スウィング・パール

ダイナミックスウィングと言えば強烈なバックエンドリアクションが最大の特徴です。
ERTカバーストックをPearl素材へ変更した事で前作(ハイブリッド)よりメリハリを感じることが出来ます。
出し戻しをするラインや奥での曲がりが欲しい時にダイナミコア搭載が強いピンアクションを生み出します。

●カバーストック:ERT Pearl
●コア:Modified Full Swing
●RG:2.482
●ΔRG:0.047
●表面仕上げ:500.1000.1500 Siaair Polish
●硬度:74~76°
●InterDiff:0.012
●カラー:Copper/White/Smoke
●ウエイト:12~16lbs

前作のスウィングがパール版になって帰ってきましたが、本当にパール版になって帰ってきました。
またカラーリングはあまり変わらず日本受けしない色混ざり方なもんで。。。

使い道はあるボールだとは思いますが、、、ありふれてますよね。

正直言って選ぶ理由があるようには思えないというか、、、

「Columbia300贔屓をしている」か
「セールになってなんとなく安くなってる」かじゃないと選びませんよね。

ハウスコンディションのファーストボールにはいいと思います。

(ABS)ナノデス・エイト・ブラック

「エイト(∞)」という名の如く、国産独自技術による特殊製造の業界最重量級”8”ポンドコア(4層構造)を搭載し強烈なピンアクションで∞(無限)にピンを飛ばし続けます。
最重量級コアは直進性にも優れ、走りやすさと共にピンキャリーに絶大な強さを感じられます。
今作では表面仕上げを見直し、更に磨きがかかった最高の仕上がりとなりました。

●カバーストック:Nano-Thane 2.0 Solid (LEVEL.2)
●コア:∞ 4×8 HV Core
●RG:2.570
●ΔRG:0.052
●表面仕上げ:600.1000.4000 Abralon
●硬度:74~76°
●InterDiff:0.000
●カラー:Solid Black
●ウエイト:11~16lbs

ナノデスエイトの色と表面加工を変えての発売になります。

使えないことはない高慣性のソリッドですが、まあハウスコンディションで投げることが目的で買うのならいいボールだと思います。
ただラインナップの一部として食い込んだりはしないかなって感じですね

確かにナノデスのピンアクションはどのメーカーとも違う最高の絡みを見せてくれますが「どうも高慣性は…」って人が現実として多いので
良いボールなのはわかっているけど、いざって時に頼るボールでは無いですよね。

これは私情なのですが
正直、この配色をナノデスエイトに使っちゃったかーって感じです(笑)
黒の単色って本当に鉄板中の鉄板の配色で、ボールが走るように感じ、しっかり曲がるイメージも持てる配色なんです。
是非ツアープレミアムシリーズに使ってほしかったな。。。と

(モーティブ)パープル・タンク

MOTIV社のウレタンボールはMCP(マイクロセルポリマー)という特殊な素材でReactive要素の持ったウレタンボールをリリースしてきましたが、今回はウレタン100%の素材で勝負です。
ソリッド仕様でオイルの中でも安定感に優れており、ショートオイルコンディションを含む荒れたコンディションで安定した動きが得られます。

●カバーストック:Purple Solid Urethane
●コア:Flux
●RG:2.570
●ΔRG:0.015
●表面仕上げ:1000 Grit LSS
●硬度:74~76°
●InterDiff:0.000
●カラー:Purple Solid
●ウエイト:14~16lbs

これ、是非買ってください!!!
個人的には今月1番のボールかも知れないです。
ようやく「本来のウレタンの使い方」ができるウレタンが発売されました。

特に、動きを抑えたいという理由でウレタンを持つ人はこのパープルタンク是非お勧めです。
最近は曲がるウレタンがとても多く発売されてました。
モーティブの最近のウレタンを思い返してみれば「デザートタンク」「タンクブリッツ」等Microcell Polymerという反応しやすいリアクティブに近い素材を使われていたため
ウレタンらしくない動きがありました。

ただ、本来ウレタンの使い方は反応を抑えることにあるのではないでしょうか?

RG2.570高慣性
ΔRG0.015フレアは細かい
カバーはウレタン100%
完璧ですね。余計な要素はまるでありません。


ブラックハンマーウレタン、ビースト、ピッチブラックなどの
人気ウレタンととても近いスペックでお勧めできるウレタンになってます!

(900グローバル)クルーズ・ヴァイオレット

900グローバルで一番強いカバーストックS86を搭載しています。
パール素材で光沢のある仕上げはより多くのエネルギーを温存しバックエンドで一気にPOWERを放出します。
強い非対称コアがオイルの中でもしっかりとしたトラクションを与え強いピンアクションを生み出す高性能ボールです。

●カバーストック:S86 Response Pearl Reactive
●コア:Ellipticon Asymmetric
●RG:2.490
●ΔRG:0.054
●表面仕上げ:1500 Grit Polish
●硬度:74~76°
●InterDiff:0.029
●カラー:Violet Pearl
●ウエイト:12~16lbs

「うわー色がキレイ!買っちゃおう!」
は、NOです!!!

新コアかと思いきや、昔発売されていました「コンティニュアム」と同じコアを使われいるめっちゃ強いコアです。interDiffが0.029ですからね。G2コアを上回っています。
それでいてカバーはS86ということでとんでもなく強いカバーが使われています。
その時点で使い手がかなり限られています。

パールだから走るのでは?という固定観念も捨てるべきだと思います。
コアもパールもとっても強いので、走ってる最中に失うというイメージですね。
合わない時の合わない感がはっきり出るボールだと思いますので、色だけでえらぶのはNO!!!です

(900グローバル)ハニーバジャー・インテンシティ

今回のハニーバジャーはS70カバーストックをソリッド仕様にし、オイルの中でのトラクションを高めています。
Grapnel 2.0 Coreは方向を急激に変えるコアでダイナミックなスキッド・フリップリアクションを提供します。
またプレイヤーの初期回転を促進するためにより低いRGを備えています。

●カバーストック:S70 Solid
●コア:Grapnel 2.0Asymmetric
●RG:2.540
●ΔRG:0.048
●表面仕上げ:1500 Grit Polish
●硬度:74~76°
●InterDiff:0.012
●カラー:Pink/Navy Blue
●ウエイト:10~16lbs

前作ハニーバジャーエクストリームで一躍注目されたバジャーです!が!
またコアが変わってます(笑)
何でこんなにバジャーのコアは七変化をするんでしょうか!

といっても改悪があったといっているわけではありませんので、勘違いはしないように!

さて今回はS70ソリッドということで900グローバルの中ではあまり強くないソリッドを載せているようです。
まだ900グローバルのボールを投げたことが無いのでこのS70ってのがどれくらいの強さなのかはわかりませんが
なんかこーいう時に使いたいなってのがなさそうですよねー。

(トラック)キネティック・プラチナ

絶大なる人気・信頼のキネティックが元祖シャトルコアを搭載して復活致します。
DR-7カバーストックをパール仕様にする事でブレイクポイントまで容易に運ぶことが出来ます。
元祖キネティックの真骨頂は扱い易く反応の良いバックエンドリアクションですがダイナミコア搭載で強いピンアクションもプラスされました。
ミディアムオイル中心に幅広いボウラータイプに適合します。

●カバーストック:DR-7 PEARL
●コア:SHUTTLE
●RG:2.480
●ΔRG:0.040
●表面仕上げ:500.1000.1500 Siaair Polish
●硬度:74~76°
●InterDiff:0.006
●カラー:PLATINUM
●ウエイト:12~16lbs

おー久しぶりにshuttleコアが帰ってきましたね!
最近のキネティックの宝石シリーズ(サファイア・ルビー・エメラルド・オブシディアン)はModified KINETICコアといってもともとキネティックに使われていたコアとは違うものなんですよね!
元祖キネティックのshuttleコアの方がより低慣性のためさらに転がりが良いのが違いになります。

ブランズウィック工場らしい素材の混ざり方で好みが分かれそうですが(笑)

リアクションはやはり手前が転がり収まる感じで、不思議とピンアクションの柔らかさが際立っているなと感じました。

アウトサイド投げるオッサンボウラーこういうボールひとつは持っておいてくれ!

サンブリッジから3球

(DV8)ダァムグッド・バージ

日本初上陸!期待のバージ!
圧巻のハイパフォーマンスはまさに「めちゃえぇ」!

●ボール名:ダァムグッド・バージ
●ネーミングの意味と由来:ダァムグッドは「すごくいいよ」を、バージは「直前や寸前」をそれぞれ意味しています。
●ブランド:DV8
●ボールカラー:グレープスパークル
●カバーストック:インサイター・MAX・トラクション(ニューカバー)
●カバータイプ:ソリッドリアクティブ
●コア:スレッシュホールド・M.D.(Medium Differentialの略) + D.O.T + ダイナミコア(ニューコア・対称コア)
●表面加工:#500マイクロパッド → #1500
●硬度:73°~75°
●RG Max:2.504(15P)
●RG Min:2.467(15P)
●RG Diff:0.037(15P)
●ウェイト:14P~15P
●適性レーンコンディション:ミディアム~ミディアムヘビー
●特典:オリジナル・マイクロファイバータオルを1枚同梱
●発売月:2021年3月予定
●本体価格:49,800円(税別)

ようやく日本でも発売されましたヴァージです!
特徴は何といっても転がり感がMAXのスレッシュホールドコアですね!
コア数値でコンセプトが容易に読み取れる玄人向けのボールになります

が!!!
ちょっと最近私も考えが色々変わってきまして、「低慣性過ぎる」のはどうかなってことです。

数年前の状況であれば話は別なんです。
数年前超低慣性、中ΔRGで一世を風靡したボールがありました。ご存じ「モーメンタム・スウィング」です。
転がって転がって収まって飛ぶ。まさに万能ボールでした。
今でもこういうコアには需要があると思っています。

しかしながらここ最近モーメンタムのResurgenceコアは勢いがありません。
理由は「カバーが強すぎる」からですね。

ここまで低慣性で転がりの良いコアに対して、強いカバーが転がりを止めてしまうのではないかと私は考えています。

話はがちょっとそれてしまいましたが、このヴァージもそうならないことを願っています。

(ブランズウィック)ゼニス・パール

「ZENITH」の絶頂はまだまだ終わらない!
至高のコントロール性能と究極のアグレッシブバックエンドの融合!

●ボール名:ゼニス・パール
●ネーミングの意味と由来:頂点、天頂、絶頂等を意味しています。
●ボールメーカー:ブランズウィック
●ボールカラー:パープル・レッド・ブルー
●カバーストック:A.X.H.(A.X.H.の正式名称は「Activator Xtreme Hook」となっています。)
●カバータイプ:パールリアクティブ
●コア:ゼニス + D.O.T + ダイナミコア(非対称コア)
●表面加工:#500マイクロパッド → クラウンコンパウンド → クラウンポリッシュ
●硬度:73°~75°
●RG Max:2.537(15P)
●RG Min:2.485(15P)
●RG Diff:0.052(15P)
●RG Asy(アシメトリックディファレンシャル):0.019
●ウェイト:12P~16P
●適性レーンコンディション:ミディアム~ミディアムヘビー
●発売月:2021年3月予定
●本体価格:52,000円(税別)

※注意 今から書く文章にはとても偏見が含まれていると思います。

前作初代zenithでもちょっと思ったことなのですが、ちょっと今の需要とは違うボールなのではないかなと思っています。
例えるならジャッカルフラッシュと似ているというか。。。
つまりは「アマチュアを裏切るボール」になりやすいと感じています。

いくつかの動画を拝見したのですが、コアで止まるのか、カバーで止まるのかが分からないんです。
それも、パールなのにです。
こういうボールってオイルの中を通しても抜けたりするんですよ。
かといってオイルの際を投げても走らないんです。

コアに何らかの特徴があれば「このボールはこうやって使えばいいのか」ってわかったりするわけです。
例えばストームのコードシリーズであったり、フィジックスシリーズであったり、コアの特性がもろに出るのであればまだわかります。
zenithにはそれがある用には思っていません。

私は投げてはいませんが、とても人を選ぶボールなのではないかと。決めつけています。


投げた方、是非感想を聞かせてください。

KATANA・炎

●ボール名:KATANA・炎(ほむら)
●ネーミングの意味と由来:比喩的に、恨み・怒り・嫉妬などの激しい感情や欲望で燃えたつ心を意味しています。
●ブランド:ラディカル
●ボールカラー:ファイヤーレッド
●カバータイプ:ポリエステル
●硬度:83°~85°
●ウェイト:13P~15P
●適性レーンコンディション:ドライ
●発売月:2021年3月予定
●本体価格:オープンプライス

僕たちは燃え盛る旅の途中で出会い
手を取りそして話した未来のために
夢が一つ適う旅 僕は君を想うだろう
強くなりたいと願い 泣いた 決意を餞に

レジェンドスターより2球

(ハンマー)オブセッション

ガスマスクコアと比較し、よりバックエンドモーションの入射角に重点を置いて開発された”Obsessionコア”に新開発の”Envy Solid CFIカバー”を搭載した『オブセッション』は、強いトラクショにもかかわらずブレイクボイントでのリアクションもアグレッシブに出る為、強力な曲がりを武器にフレッシュレーンやロングコンディションに最適なボールです。
しかし、他のキャッチ系のボールとの決定的な違いは、最新力バーの性能でより長い時間使い続けられるボールだと言う事です。

●カバーストック:Envy Solid CFI
●コア:Obsession
●カラー:ブラック/ピンク/バーガンディー
●硬度:75~77
●表面仕上げ:1500 Micro Pad
●RG:2.468
●⊿RG:0.050
●マスバイアス:0.013
●パフォーマンス:Aggressive Mid-Lane and Backend
●適応レーンコンディション:ヘビーオイル
●重さ:13p~16p

うわーエボナイトの工場の音がする!!!
なんかわかります?ッカーーーーーーンって音!(笑)これがカーボンテクノロジーってやつなのかな?

肝心の動きに関してはコアのわりに凄くバックエンドが出るような見えますね
他メーカー(同工場)ですがプリズムに何となく近い転がり方です。
噛み感よりもバックエンドが目立つ当たり、それなりにカバーも手前のロスを少なくするよう気にしてるんだろうと読み取れますよね。

ブラックウィドーと比較してバックエンドが強調されるよう作られているということで、今後のオブセッションシリーズには期待が出来そうです!

(ハンマー)オブセッション・ツアー

●カバーストック:Tour V2 Solid
●コア:Obsession Tour
●カラー:バーガンディー
●硬度:75~77
●表面仕上げ:1000 Micro Pad
●RG:2.469
●⊿RG:0.034
●マスバイアス:0.013
●パフォーマンス:Strong Mid-Lane and Backend
●適応レーンコンディション:ミディアムオイル~ヘビーオイル
●重さ:13p~16p

先ほどのヴァージと似たボールですが、こちらは非対称のコアですね!
バーガンディーハンマーを思い出すボールです。

こういう系のボールに懸念することは先ほどのヴァージで述べたことに当てはまるので読み返してみてください。

このツアーの誕生によりもうウェブツアーなんかは出てこなくなるんでしょうかね?

ハイスポーツ社 3球

ゲートシリーズの新製品は初採用の「R3Sプラス・ハイブリッドリアクティブ」を搭載した「ゲートII」。
パターンの相殺力とオイル内での安定性に優れた信頼性の高いモーションが最大の特徴。

●カバーストック:R3Sプラス・ハイブリッドリアクティブ
●コア:イグニッションコア
●カラー:ネイビー/プラチナ/ブラック
●硬度:73~75
●表面仕上げ:1500グリットポリッシュ
●RG:2.490 (15lbs)
●⊿RG:0.052 (15lbs)
●マスバイアス:0.019 (15lbs)
●適応レーンコンディション:ミディアムオイル~ヘビーオイル
●重さ:12p~16p
●フレグランス:コンビネーション・ベリー

僕の大好きなゲートです!最近パーフェクトゲートとビッグゲートで失敗したけど(笑)
しかし残念なことにハイブリッドなんですよね。キレをイメージしてるならハイブリッドじゃなくてパールの方が嬉しかったですね。

カバーストックはR3S+ということでHPによると「この新しい配合は、従来のR3Sよりもアグレッシブなものだ。R3Sの最大の特徴であるパターンの相殺力を維持しながらも、オイル内でより高い安定性を見せる。」とのことです。
ゲートワンのR3X-Pとは違うんでしょうかね?

いずれにしろ走りを強調した割には、スペックとコンセプトに矛盾があるボールなような気がします。
投げてみないと分かんないってのはちょっと手を出しにくいですよね。(でも投げたいです)

(ストーム)パララックス・エフェクト

その画期的コンセプトで評価を得た初代「パララックス」のパール版「パララックス・エフェクト」が登場。
「トラクションX7パールリアクティブ」の直進性能と「エアロフロ―コア」のコンビネーションが、シャープでありながらコントロール性あるバックエンドを提供!

●カバーストック:トラクションX7パールリアクティブ
●コア:エアロフロ―コア
●RG:2.520 (15lbs)
●ディファレンシャル:0.054 (15lbs)
●マスバイアス差:0.019 (15lbs)
●フレア:6+インチ
●硬度:73~75
●色:タンジェリン/ミッドナイト/ターコイズ
●表面仕上げ:1500グリットポリッシュ
●取扱ウェイト:12~16ポンド
●フレグランス:オレンジコーヒーケーキ

パララックスの第3作目はよくわからないTractionX7のパール配合で登場です。
結局このカバーは一体何なのか?(笑)
ただ前作のNRG-3のソーラーパララックスよりは手前が軽く、バックエンドがはっきり出てます。

強いカバーを乗っけるならパララックスくらい強すぎないコアの方が持続性が損なわれず扱いやすそうですよね。
よーいスタートで投げるボールではないので使う場面は明確にしたいボールです。

例えば内に寄りたいけど、対称ではなく非対称を投げたいとき。柔らかい板の後半なんかは強いパールでロスしにくいコアのこのボールに頼りたくなりそうです。
僕は多分投げませんが、これ結構おすすめですね!使う場面さえ、間違わなければ~!

(ストーム)ソード・ブラスター

ソードシリーズの最新作は、新開発のコアとカバーを搭載した「ソードブラスター」。より長時間一貫性あるリアクションを見せる新しいコンセプトで開発された画期的製品!

●カバーストック:Nano Smooth 2 Solid Reactive
●コア:オシレイターコア
●RG:2.540 (15lbs)
●ディファレンシャル:0.053 (15lbs)
●マスバイアス差:N/A
●フレア:Medium - High
●硬度:73~75
●色:2トーンブルーソリッド
●表面仕上げ:1500グリットポリッシュ
●取扱ウェイト:12~16ポンド
●フレグランス:ジンジャーバーベナ

期待不安がとても大きいです!!!
せっかくの弱いソリッドなのにー…というのが正直なところです。


不安要素
①「NRGsmooth」ではなく「NANOsmooth」であったこと
②低慣性ではなかったこと
③ΔRGが高いこと


まず皆さんが望んでる(俺だけ?)NRGsmoothとNANOsmoothは別物です。
名作マーベルマックス・マーベルマックス2・ナノロック・ソードナノに搭載されていたのはNRGsmoothで
逆にNANOsmoothに搭載されたのは今のところフィジックスSEのみです

正直僕はNANOsmoothカバーを信用していません。
これはフィジックスSEが期待に応えてくれなかった人も同じ想いなのではないでしょうか?


次に、低慣性ではなかったこと。
僕だけかもしれませんが、弱いソリッドの良いところは、転がるコアを勢い殺すことなく制御してくれるところにあると思っています。
それが今回の中間性でフレアが出るボールに搭載したことにより、どこか暴れるように見えてしまいます。


最後にΔRGが高いこと。
中間性のRGであればそれに応じてΔRG数値を0.03代くらいに落としてほしかったなと思いました。
理想としてはマグニチュード035のようなボールです。
これが0.054と高い数値にしてしまったがために、収まる感じが全くしません。

もし僕がこのボールを投げるとしたら粗い目でサンディングしたのち、3000番を強めに当てて使うと思います。


今回NANOsmooth2が発売されて一部では盛り上がりが見えました。
が、皆さんの期待を裏切ってしまう形で、このボールに不安を覚えてしまったのが本音です。

皆さん是非このボールの正直な使用感を教えてください。

以上になります。また来月!

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