毎月この記事を書くようにしてるんですが、、、
ひと月って早いなぁ、、、(笑)
さあいきましょ!
ABS社より1球
ABS ナノデス・グラスプ2
Nano-Thane 6.0 Solid (LEVEL.6)With衝撃吸収コアシステム
【RG】2.501
【Δ 】0.045
【int】0.014
「「GRASP」という名の通り、しっかり掴むというコンセプトで開発されておりカバーストックもNANODESUシリーズ最高値LEVEL6を採用しております。前作同様にミッドレーンはしっかりと掴みより鋭角なバックエンドが得られます。
各社メーカーオイルに超強いボールってのは一定数出てきて、どういったかたちで曲げる要因を作るのかってのが割と重要だったりするわけです。
ナノデスからはこのナノデスグラスプというボールが対オイル用でい発売されています。
このボールの曲がる要素っていうのはコアではなくカバーなんですね。
話は戻って、曲がるボールを作るってのもただ強ければいいのかというとそんなことは決してなく、コアとカバーのバランスってのが非常に重要になんですね。
このナノデスグラスプというボールは非常に考えて作られているなと印象です。
理由としては、ものすごく強いカバーに対して「RGが低すぎず、ΔRGが高過ぎないコア」つまり、終わりにくく曲がりが出やすいように設定されています。
何でもかんでも強すぎはダメなんですよね。ボールパワーには限界があります…
そんで前作と違って色が黒から赤になったことにより、全体に噛みやすく丸い動きに見えますね。
色って不思議なもんで、、、いつか記事にしてみたいと思います(笑)
ジ・エンペラーブラックについては先月の記事をご覧ください。
サンブリッジ社より3球
ブランズウィック カンタムバイアスウレタン
パールウレタン
【RG】2.581
【Δ 】0.048
【int】0.012
ついに完成したブランズウィック初の非対称コアを搭載した攻撃型ウレタン!超数量限定モデルとしてのレア度MAXの「カンタム・バイアス・ウレタン™」ついに発表!
噂のカンタムバイアスウレタンですね
カンタムがどうこうってよりかはウレタンボールの一つとしてみていきましょう。
僕あまりウレタンについては詳しくないのですが、イメージにあるのはコアが弱いウレタンの方が人気があるような気がしてます。
過去作には「ブラックハンマーウレタン(同スペックのビーストとかも)」「パープルハンマーウレタン」「ピッチブラック」いずれもそんなにコアが強くありません。
理由としては、ウレタンボールはリアクティブボールと違い摩擦を表面素材ではなく表面加工(粗さ)により生むものなので、コアが強いと邪魔になるからでしょうね。
なので、低慣性のものより高慣性のコアの方が、表面での噛みを感じやすいのでコントロールしやすくなります。
高慣性コアの独特のブレーキ感はウレタンの表面の弱さでは悪い方向ではなくプラスに作用するはずです。
よって、ΔRGもさほど高くなくてもウレタンボールは十分角度をとれるボールになるわけですね。
今回のカンタムバイアスウレタンは高慣性ですが、ΔRGも比較的高く、MB値0.012と非対称で作られており、パールウレタンになってます。
僕個人としてはかなり使いどころが限定されるボールだなと感じました。
そもそも、ウレタンを投げたくなるコンディションや場面を考えると、そこまでコアに主張してほしくないんですよね。
結局ブラックウィドーのパールウレタンはバッグの肥やしになっている人も多くいました。
ウィドーよりは大分コアパワーは抑えられたボールですが、それでもって感じは正直します。
ということで、カンタムバイアスウレタンを購入した人がどれほど使うのか、を、注目していきたいと思います。(笑)
DV8 デクリー
コンポジットファング・ソリッド
【RG】2.530
【Δ 】0.043
【int】0.000
トレードマークのラウドカラーに身を包んだ凄いヤツ!
DV8のハイパフォーマンスを凌駕する新シリーズ「デクリー™」が誕生!
言ってしまうと、大変器用貧乏なボールですよね。
全メーカーの過去作をさかのぼっても、中RG、中ΔRGで売れた商品を見たことがない。
非対称なら、面白いところでしたけど、、、このボールの強みはどこで発揮できますかね
最近DV8に勢いがないですね。グラッジが出たときは多少盛り上がりましたが。
欲しい人はセールになるまで待とう
ラディカル ZING PEARL
フォージド2・パール
【RG】2.499
【Δ 】0.051
【int】0.020
圧倒的に高いパフォーマンスでスマッシュヒットを連発した「ジング!」が更に進化!待望のパールタイプカバーで最上級の走りとキレを現実のものにしました!
今気づいたけどラディカルのコアって結構数値的に近いものが多かったりするんですね。
で、このジングパールは結構扱いやすいと思います。
非対称が好き、と、わかっている人はこういうボールがベンチマークになりますよね。
ここ最近KATANAのパール作品は出てないのでラディカルファンはこういうボールいいと思います。
なんというか、説明不要にいいボールなんです。書くこと少ないけど(笑)
動画を見た感じ、結構強いパールっぽそう?
レジェンドスター社より2球
ハンマー アベンジャー
Aggression NE Solid
【RG】2.474
【Δ 】0.050
【int】0.015
エボナイト・ハンマー社って光らせたソリッド結構多いですよね?
ソリッドでもしっかり走ってバックエンドが出やすいみたいな作り
コアを見てもとても低重心で転がりが出やすくて扱いやすい系
先ほどのジングと同じようにソリッドの非対称をベンチマークにしたい人って稀にいるんですけど
そういう人はこういうボールうってつけですよね。
パールに切れを求めるんじゃなくて、ソリッドでキレて欲しいって人。わかる。わかる。(笑)
エボナイト エヴォルブモーション
GSV2.0ハイブリッド
【RG】2.483
【Δ 】0.053
【int】0.019
なーんか、新しいコア出過ぎじゃない???(笑)
数値だけを見ればストーム社のフィジックスにとても近いですが、コア形状が違うと全く違うのは面白いところですよね。数値から考察したい僕からしたら結構困るんですけども(笑)
コアのコンセプトは持続的に曲がる感じではなく曲がりの鋭さを求めたものだとか。
どうせシリーズじゃなくて単発で終わる作品ならハイブリッドよりもパールの方がよさそうな気もするけど、あえてハイブリッドにするのにも何か理由があるのかな?
ありきたりな色でどの層をターゲットにしてるかわからないから、結構売るのには苦労しそう。
ハイスポーツ社より4球
ストーム PARALLAX
TractionX7
【RG】2.520
【Δ 】0.054
【int】0.019
プレミアライン新シリーズ「パララックス」登場。
ユニークな形状を持つ新開発「エアロフロコア」と、新開発「トラクションX7」のコンビネーションが世界を震撼させる!
面白いコアが出てきましたねエアロフローコア。
ストームの新シリーズではドラム系コアじゃないシリーズはゲートのイグニッションコア以来ですね。
なんならカタログ商品ではゼログラビティのシェイプロックLDコア以来。
僕ドラムコアなるものが全て苦手でコードもロックも合わなかったのでそれ以降のインテンスもフィジックスも持たなかったんですけど、興味ありますねこれは!
数値的にはセルに近いですけど、動き的には当然かなり違うでしょうね。RG・ΔRG・MBの三つでは動きは測れないですね。
カバーはトラクションX7。
リアクター、R2S、TX-16、NRG、SPEC、GI-20、NeXの良い部分を兼ね備えたカバーとのことです。
正直そんなことってあるんですかね?(笑)それぞれ、それぞれにしかない特徴ってあると思うんですけど、極端に言えばリアクターは走りが一番の魅力ですが、GI20はそこそこキャッチするのが魅力です。
矛盾するカバーのいいとこどりって…何?
そんな感じのパララックスです。
日置プロのレビューではスピードで押し切ろうとすると倒れないと言っていましたね。
見た感じ確かにそのような印象を受けました。
手前を転がしに行く方がピンアクションがよく出るボールなんでしょうかね。川添プロも動画を上げていましたが、大変使いやすそうに見えました。
今後ハイブリッド以外の素材で出てきたら楽しみですね。パールでもソリッドでも。
パール配合の多いパールカバーが来たら、僕は食いついちゃいます!
ストーム TREND
R2S Pearl Reactive
【RG】2.520
【Δ 】0.049
【int】0.000
「プロモーション」に続くジェイソン・ベルモンテとのコラボ製品「トレンド」。
あの「ピストンコア」に最高評価の「R2Sパールリアクティブ」をマッチング!
大人気だったプロモーションのパール版ですね。
カバーはR2Sパールを被せての登場となります。
説明文には「走り系ボールの弱点であるレーンドライ部分での過激な反応は抑えられ、キレる印象よりはピンに寄って行くパワフル場動きを実現。」とあります。
見た感じですが大分投げてのローテーションによって左右されますよねこういうボールは。
強ければかなり曲がり幅が出てしまいますし、弱ければ寄っていくような表現になるのはわかります。
そこらへんはプロモーションのピストンコアが上手く作用して極端にキレたりってのはなさそうな気もします。
ぼくは敢えて手前転がるようにレイアウトして使いたいですね。
色もきれいでアイドルパールを明るくした感じですね(アイドルパール僕には合いませんでしたが)
ストーム IQツアー・ナノパール
Nano Pearl Reactive
【RG】2.490
【Δ 】0.029
【int】0.000
競技ボウラーに大人気のIQツアー・シリーズ新作は、「NANOパールリアクティブ」を採用した「IQツアー・ナノパール」。
スポーツコンディションの様な難易度の高いコンディションでその威力を発揮!
こんなボールあったらいいなと思ってたら、出た。
表記はNANOパールと書いてますがNRGパールと全く同じそうです。
意味深に変えてるのかと思いきや、紛らわしいですね。
さっそくプロの投球動画を拝見しましたが、なんかピンアクションがとっても低く見えました。
僕だけですか?
こういうボールって39フィート以下のコンディジョンで長ーく外使ったり
終盤曲がり幅を抑えたいときに絞るときに大活躍するんですよね。
僕自身IQエメラルドとエディション2にはとても長いことお世話になっています。
色もいいですよね。曇らせたままで出番があるとは思えないので僕はたぶん光らせてエメラルドの後釜として投げると思います。
なんか、NRGパールのマーベルフォースはそんなに強く感じなかったので、このIQもどうせR2SのIQと大差ないでしょ()
ロトグリップ ATTENTION
ハイパーレスポンス・ソリッド リアクティブ
【RG】2.500
【Δ 】0.053
【int】0.011
新開発のコアとカバーを採用した新シリーズ「アテンション」。
オイルに強いボールでありながら、バックエンドでの曲がりも大きい、新感覚の製品が登場!
ロトグリップのアジア限定OEM商品ですね。
やっぱり最近こういう数値のコアが多いですよね?
低慣性すぎない、対称に近い非対称、最近のボール開発のトレンドって感じですね。
日置プロの動画を拝見したところ、使いどころあんのかってレベルで曲がってます。
Twitterにも書きましたが、ボールの曲がり幅を出そうとすると多少コアは奥に行くような設定にした方が出ますね。
果たしてこの曲がりはソリッドだから、なのか、パールを乗っけるとどうなるんでしょうね!気になります ^^) _旦~~
以上でした!
ボールが多いと、疲れます!!!ほめて!!!