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2021年5月発売のボウリングボールについて語ります。

相変わらずボールの輸入が遅れているみたいで、果たして僕はいつのボールを紹介しているのでしょうかと…(笑)

それではさっそく行きましょう!

ABSの発売ボール2球

(ABS)ナノデス・アキュライズエイト

ミッドエリアを支配するソリッド素材と、バックエンドのキレをだすパール素材、双方の特徴を引き出し、コントロール性がありながらもアグレッシブなパフォーマンスを感じる事が出来るスペックです。
VGI MAX コアは強い転がりと継続性の高い曲がりを実現します。
国産独自の衝撃吸収コアシステムでタップ率を軽減しボウラーのスコアメイクに大きく貢献するでしょう。

  • カバーストック:Nano-Thane 4.0 Hybrid
  • コア:Modified VGI MAX Core with 衝撃吸収コアシステムⅢ
  • RG:2.520
  • ΔRG:0.056
  • 表面仕上げ:1000 AbralonダイヤモンドコンパウンドⅡポリッシュ
  • 硬度:74~76°
  • InterDiff:0.016
  • カラー:2 Tone Red
  • ウエイト:11~16lbs

7で終わると思っていたけど8もきましたねアキュライズ。
例のごとくハイブリッド素材なんでラインナップには組みにくいボールです。
が、プロの投球動画を見る限りではとても幅を取れるボールだなと思いました!

コア数値的にはRG2.52のΔRG0.056の0.016非対称コアということで、ロトグリップのセルに使われているニュークリアスコアに近い数字ですね!
セルも幅を取ることが出来たのでこの中間性で大きいΔRGを持つボールはどうもこう幅が取れるそうですね。
にしても、低慣性でもないのにナノデスのボールってのはなぜこんなに転がるんですかね(笑)
ピンアクションも流石。点数になるボールですよねー。
ハウスコンディションでとても使い勝手良さそうです。

このコアにナノタン2.0ソリッド被せると本当にどこでも使えるボールになりそうですなぁ。
出来ればアキュシリーズはパールかソリッドでお願いしたいです。

(PRO-am)マジョリティ・ブラック

前作は即日完売し、一気に人気ブランドへの仲間入りを果たしました。コアはかなり高い慣性数値を持ち、パール素材にポリッシュ仕上げを施しているため、スピードの無いボウラーでもスキッドを容易に得ることが出来ます。ゲームの後半は鉄板のパフォーマンスを生み出すブラックパールで勝負!

  • カバーストック:Hyper X Pearl Reactive
  • コア:Ever-true 2.0 Core
  • RG:2.570
  • ΔRG:0.035
  • 表面仕上げ:1500 Grit Polished
  • 硬度:74~76°
  • InterDiff:0.000
  • カラー:Black Pearl
  • ウエイト:10~16lbs

え、前作マジョリティ即日完売だったの!?Stormのマッチだよ?(笑)
営業の力ってすごいんですね…
前回が好評だったからかわかりませんが第2作目はキレイなブラックパールです。
個人的にはそんな即日完売するようなボールではなく、使い勝手が良いボールとは思ってなかったんですが。。。
ABSさん、頑張って営業したんだなーと感心しました。

感心しました。という、お話でした(笑)

サンブリッジから2球

(ブランズウィック)ゾディアック・アリエス

黄道十二星座を冠した新シリーズ登場!
第一弾はフックモーションとバックエンドの大きさと強さに拘ったオイリーモデル!

●ボール名:ゾディアック・アリエス
●ネーミングの意味と由来:12星座の牡羊座を意味しています。
●ボールメーカー:ブランズウィック
●ボールカラー:ブルー・バイオレット・オレンジ
●カバーストック:A.C.T. 2.0(Activator Composite Technologyの略)
●カバータイプ:ソリッドリアクティブ
●コア:Z01アシメトリック + D.O.T + ダイナミコア(ニューコア・非対称コア)
●表面加工:#500マイクロパッド → #1000 → #2000
●硬度:73°~75°
●RG Max:2.531(15P)
●RG Min:2.481(15P)
●RG Diff:0.050(15P)
●RG Asy(アシメトリックディファレンシャル):0.016
●ウェイト:13P~15P
●適性レーンコンディション:ミディアム~ヘビー
●発売月:2021年5月
●税込価格:57,200円(税抜価格:52,000円)

こ、この既視感は。。。
2018年2月に発売されたトラック社のエイリアスに酷似してますね色も名前も(笑)
たしか「レイアウトを変更するだけで対称コア・非対称コアのパフォーマンスを実現!」というレイアウトを変更することを前提としないなら何の意味もないコンセプトでした(笑)

今回のこのゾディアックのコンセプトは曲がりの大きさにあるみたいですね。
フックモーション全体に粘り感があるとの事なのでキレやスキッドというよりかは、転がって大きく曲がるという感じでしょうか。
数値的には可もなく不可もなくなな低慣性。見てみないと何とも言えませんが、まあ無難に良いんじゃないでしょうか?

最近は強いソリッド非対称ってのがありふれているので、あえてこれを選ぶ理由が見つかりませんが
コンセプトを聞く限りではゼニスよりは扱いやすそうな気がしてます!

(ブランズウィック)LT-48・プロ

●ボール名:LT-48・プロ
●ボールメーカー:ブランズウィック
●ボールカラー:ブラックソリッド
●カバーストック:サヴィ・フック・ソリッド3.0(ニューカバー)
●カバータイプ:ソリッドリアクティブ
●コア:LT-48・低・RG・コア + ダイナミコア(ニューコア・非対称コア)
●表面加工:#500マイクロパッド → #1000 → クラウンコンパウンド
●硬度:73°~75°
●RG Max:2.540(15P)
●RG Min:2.488(15P)
●RG Diff:0.052(15P)
●RG Asy(アシメトリックディファレンシャル):0.015
●ウェイト:14P~15P
●適性レーンコンディション:ミディアム~ミディアムヘビー
●発売月:2021年5月
●税込価格:57,200円(税抜価格:52,000円)

嘘はいけません!!!
シリーズとは何ぞや。業界あるある「名前だけ継承シリーズ」

嘘その①
サヴィ・フック・ソリッド3.0(ニューカバー)
→ニューカバーではありません。このカバーはノックアウトで搭載されているカバーストックになります

嘘その②
LT-48・低・RG・コア + ダイナミコア(ニューコア・非対称コア)
→ニューコアではありません。このコアはマスターマインドゼロXDに搭載されているマスターマインド・低・RG・コアと姿形・数値も全く同じになります。

いやごめんなさい嘘なのか間違えなのか、実は正しくニューコアなのか(笑)
名前が変わってるんだからニューコアなんだと言われたらそれまでですね(笑)

そんなことはさておきボールの性能的にはとっても使いやすいボールでしょうね!色もいい単色!

ノックアウトはバックエンドでよく動きが出るボールだったんですよね!結局カバーが強いのか弱いのかは分からないんですが、特別強くないのは確かだとは思います。
似たボールにマスターマインドゼロソリッドがありましたがゼロソリッドのカバーは「ECA-X・ソリッド」とすごく強いカバーストックでした。
このボールはかなり汎用性があると思います。楽しみなボールです!

レジェンドスター社より1球

(ハンマー)スーパー・オブセッション

●カバーストック:AGGRESSION NE PEARL CFI
●コア:OBSESSION
●カラー:シアン/インディゴ/チャコール
●硬度:75~77
●表面仕上げ:1000 MICRO PAD/POLISHED
●RG:2.468
●⊿RG:0.050
●マスバイアス:0.013
●パフォーマンス:LENGTH WITH AGGRESSIVE BACKEND
●適応レーンコンディション:ミディアムオイル~ヘビーオイル
●重さ:13P~16P

とっっっっっっても興味が湧くボールですね!!!
初代オブセッションはソリッドとは思えないバックエンド、からのピンアクション。
今回はパール版ですがパール版を意識するように噛み具合が強く出ないよう「AGGRESSION NE PEARL CFI」カバーが搭載されているようです。

パールの種類によって「走って切れるボール」になるか、「緩やかで曲がり続ける」ボールになるか、使い道が大きく変わるのでしっかりレビュー等見てから購入したいですね!

しかし初代オブセッション、そしてツアーを見て「従来のハンマーっぽさがあるな」と思いました。
特にハンマーっぽいヒット音とピンアクション。
ちゃんと技術継承してるなーと感動です。。。

ハイスポーツ社から3球(残り1球は後日)

(ストーム)エピック・クラックス

信頼性の高いパフォーマンスでボウラーの心を掴んでいるクラックスシリーズが約1年振りに復活!転がりに持続性があり、やわらかいピンアクションを得ることができます。

●バーストック:Gl-18 ソリッドリアクティブ
●コア:カタリストコア
●RG:2.500 (15lbs)
●ディファレンシャル:0.052 (15lbs)
●マスバイアス差:0.017 (15lbs)
●フレア:6″+
●硬度:73~75
●色:ブラック+ライム+パープル
●表面仕上げ:2000グリッドアブラロン
●取扱ウェイト:12~16ポンド
●フレグランス:ルートビールフロー

オメガクラックス以来のクラックスが登場ですね!なんかロトグリップみたいな色してる(笑)

今回搭載されているのはGI-18ソリッドということで最近出たフェイズフロウやトップゲートに使われたカバーを載せています。
過去作は全てセール(フェイズフロウも絶対なる)になってるカバーですが、クラックスのコアには相性が良いんじゃないかと思ってます。
出来ればNRGのソリッドを載せてほしいところはありますが。

んでこのGI-18は過去作の傾向からすると結構バックエンドが出るんですよね。GIはオイル上のトラクションを重視して作られているので結構手前で食われるイメージがあるのですが、18は先も出ます。

使いどころはとても、、、少ないとは思いますが、、、(笑)

先月にメガロックが発売されていることや、色もあまり万人受けしないのでおそらく売れ残るのかなーと期待してます。

(ロトグリップ)ユーフォー・アラート

USBCの新ルールの下開発された画期的「E.T.」コアと「e-Trax」のハイブリッド配合の組み合わせにより、パワフルなアーク状のリアクションを見せる。コントロール性抜群の仕上がり。

●カバーストック:e-Trax ハイブリッドリアクティブ
●コア:イーティーコア
●RG:2.520 (15lbs)
●ディファレンシャル:0.054 (15lbs)
●マスバイアス差:0.016 (15lbs)
●フレア:High
●硬度:73~75
●色:パープル/エメラルド/ティール
●表面仕上げ:1500グリットポリッシュ
●取扱ウェイト:12~16ポンド

使いどころが分からないボールはいつでも使えるランキング第1位といってもいいくらい、使いどころが分からないけどいつでも使えるボールです。(笑)
最近のロトグリップの非対称ボールはこういうスペックのボールが多いですよね。なのでコアのコンセプトが何なのかっていうのがとても重要です。
このETコアっていうのは、コアにバランスホールの役目を持たせてあるコアで
「非対称コアの持つバックエンドの大きく継続性のある曲りと、対称コアの特徴である軌道安定性能の両方を持ち合わせたようなイメージ」が特徴なようです。
そんなコアにハイブリッド素材を纏うことによって、、、器用貧乏に磨きをかけてしまっているような、、、

考えれば考えるほど、使いどころが分からなくなってしまった筆者です。。。
買った人は是非、いつでも使ってあげてください、、、

 以上です!!!まだストームのコードが発表されてませんので、発表されたらまた追記します ^^) _旦~~

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